アンコールワットへ

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クメール建築の最高傑作

 カンボジアにあるアンコールワットは、1992年にアンコール遺跡として世界遺産に登録されました。アンコールとは「王都」、ワットは「寺院」を意味します。

  12世紀の前半、アンコール王朝のスールヤヴァルマン2世によって、30年余りもの年月を費やして造られました。 ヒンドゥー教の神であるヴィシュヌ神を祀る寺院、そして王の墳墓でもあります。

  すべて石造りで、左右対称のこの巨大な寺院は、境内は東西1500メートル、南北1300メートル、幅200メートルの濠で囲まれています。 クメール建築の最高傑作と称えられ、カンボジアの国旗にも描かれており、世界各地から多くの観光客を集めています。

 ちなみにアンコールには、アンコールワットをはじめ、アンコールトム(城塞都市)、タ・プローム(仏教寺院)など、見所が満載です。

いざ、アンコールワットへ

 日本から7〜8時間で行ける世界遺産というのもアンコールワットの魅力です。 アンコールへの拠点はカンボジアのシュムリアップ。 日本から直行便は飛んでいませんので、タイやベトナム、ソウルなどを経由するのが一般的です。

  シェムリアップからアンコールまでは、約20分程度。 タクシーやバイク、トゥクトゥクなどの乗り物で行くことが可能です。 次にアンコールをどう回るか。 ツアーに参加するのが一番簡単で安心でしょう。

  一般的な現地ツアーはガイドつきで1日30ドル前後(入場料は含みません)です。 個人でバイクタクシーやトゥクトゥクなどをチャーターして回るという方法もありますが、トラブルも多いので注意が必要です。

美しい装飾と女神たち

 アンコールワットの中心部は、3つの回廊で囲まれています。 外側から内側に向かって第一、第二、第三回廊と呼ばれており、内側へ進むほど高くなっていきます。

  第一回廊では、ヒンドゥー教の叙事詩『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』の物語が精緻に描かれた一面の壁をぜひご覧ください。 第二回廊では、デヴァダーと呼ばれる女神像を。

  アンコールワットには1500体ものデヴァダーがあるといわれますが、一つとして同じ姿のものはないのです。 第三回廊へは急勾配が続きます。

  その第三回廊には仏像が祀られており、窓からは、周囲の伽藍と森林が一望できます。 アンコールワットは西を正面としています。 写真を撮るなら、午前は逆行になりますので、午後がよいでしょう。

  日の出が美しく、早朝に訪れる観光客も多くいます。 夕陽に染まるアンコールワットも魅惑的。 巨大な遺跡が様々な表情を見せるアンコールの遺跡郡。 リピーターが多いのも、アンコールの特徴なのです。

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