ローマ歴史地区へ

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永遠の都・ローマで、古代へタイムスリップ

 紀元前7世紀の中ごろに町が築かれて以来、2600年以上の歴史を経た今日まで続く「永遠の都・ローマ」。 ローマ帝国の栄華をいまに伝える遺跡の数々が、「ローマ歴史地区」として世界遺産に登録されています。

  古代へタイムスリップしたかのような心地よい錯覚に陥りながら、古代ロマンに浸り、ローマの遺跡めぐりを楽しんでください。

  ローマ帝国の政治、経済、市民の生活の中心だった「フォロ・ロマーナ」からは、古代人の息遣いが伝わってきますし、円形闘技場「コロッセオ」の大きさには圧倒されます。

  12世紀末の有名な言葉に「コロッセオがある限り、ローマも存在する。 コロッセオが崩れるとき、ローマも終わる。

  が、ローマが終わるときは世界が終るときだ」とありますが、まさにこれを実感してください。 いまなおコロッセオはあり、ローマもあり、そして世界もあるのです。

いざ、ローマへ

 ローマヘは日本から直行便が出ています。 ヨーロッパの主要都市から乗り継いで行くことも可能です。 ローマ空港から市内の玄関口・テルミニ駅までは、急行(レオナルド・エクスプレス)で30分程度。

  テルミニ駅からは、徒歩をはじめ、地下鉄やバスなどで市内を動きまわりましょう。 ローマの歴史地区の遺跡をすべて丹念に見学するにはとても1日では足りません。

  が、足早に回るのであれば、1日で回り切れる範囲に集まっています。 時間があれば歩いて回って、ローマの町の雰囲気も味わいたいところ。日本からも各社たくさんのツアーが出ていますが、交通の便が発達した世界的観光地ですから、個人での旅行でも十分に楽しめます。

 ローマ遺跡のシンボルともいえる円形闘技場「コロッセオ」や「フォロ・ロマーナ」などは夜間のライトアップもおこなわれており、昼とはまた違った美しさを見せてくれます。

カエサルが倒れた場所で

 5万人収容可能だったという4階建ての「コロッセオ」。 現在は競技場の床部分が失われており、地下の構造までが見渡せます。 ローマ帝国時代、ここでは剣闘士や猛獣たちの血なまぐさい格闘がおこなわれていました。

  皇帝は娯楽を提供して市民の目を政治からそらし、人気を得ようとしたのです。 観客席は身分によって厳然と分けられていました。 たくさんの剣闘士が命を落とした闘技場では現在、死刑反対のイベントが行われています。

  古代ローマの中心地であった「フォロ・ロマーナ」を歩けば、ローマ帝国を肌で感じられるでしょう。 「フォーラム」の語源となっている通り、市民の集会や政治、裁判、商業活動の中心だった場所です。

  カエサルが「ブルータス、お前もか」と叫んで殺されたクーリア(元老院)など、見どころ満載です。 「カラカラ浴場」は、カラカラ帝によって建てられた公衆浴場で、サウナや図書館、体育館などを完備した、一大娯楽施設でした。 古代人たちが汗を流した憩いの場を、ゆっくりと歩きまわってください。

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