シェーンブルン宮殿へ

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ハプスブルグ家の栄華を偲ぶ

 ハプスブルク王朝の栄華を伝えるウィーンのシェーンブルン宮殿は、庭園とともに、世界遺産に登録されています。

  ハプスブルク家唯一の女帝であり、最大の権力を誇ったマリア・テレジアが、それまで夏の離宮として使われていた宮殿を大改築し、ウィーン風ロココ様式の宮殿を完成させました。 庭園には、世界初の動物園もつくられています。

  この宮殿はヨーロッパ激動の歴史の舞台ともなり、「会議は踊る、されど進まず」と評されたウィーン会議も、この宮殿で開かれています。

  宮殿には、マリア・テレジアの娘で後にフランス王妃となるマリー・アントワネットが幼少時代を過ごした部屋「マリー・アントワネットの部屋」や、6歳のモーツアルトが演奏をし、アントワネットにプロポーズしたと伝えらえる「鏡の間」など、歴史的なエピソードにまつわる見所が満載です。 贅を尽くした宮殿ならびに美しい庭園を、ゆっくりとご鑑賞ください。

いざ、シェーンブルン宮殿へ

 オーストリアの首都ウィーンへは、日本から直行便が出ています。 ヨーロッパの各都市から乗り継いで行くことも可能です。 ウィーン市内からシェーンブルン駅へまで、地下鉄に乗って30分程度で到着。 そこから5分ほど歩けば、美しい宮殿が見えてきます。

  日本語が通じる、シェーンブルン宮殿内部の見学ツアーもありますが、個人で見学することももちろん可能。

  部屋は1400室以上もあって、世界各国から取り寄せた調度品がそれぞれの部屋を飾っていますから、たっぷりと時間をとって回りたいものです。

  また、シェーンブルン宮殿では、ヨハン・シュトラウスやモーツアルトのコンサートが開かれています。

  かつてハプスブルグ家の皇帝たちが祝宴を開き音楽を楽しんだオランジェリーで聞く名曲の調べは、あなたを別世界へといざなってくれることでしょう。

  ディナーとセットになったプランなどもありますから、こちらでチェックしてみてください。

マリア・テレジアとエリザベート 宮殿を彩る2人の女性

 すでにご紹介した「鏡の間」や「マリー・アントワネットの間」に加え、ウィーン会議が開かれた豪華絢爛な「大ギャラリー」、マリア・テレジアの夫フランツ・シュテファンの部屋だった「漆の間」などをぜひ見学ください。

  初恋の相手と結ばれたテレジアは夫に先立たれた後、晩年の多くの時間を「漆の間」で、喪服を着て過ごしたといわれます。

  ハプスブルグ家のもうひとりのヒロイン、ヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われたエリザベート皇后(愛称シシィ)ゆかりの部屋も見逃せません。

  宮殿を見終えたら、庭園に出ましょう。 ネプチューンの泉の周囲には美しい庭園が広がります。 時間があれば丘に登ってグロリエッテへ。

  シェーンブルン宮殿の全景と、その背後にはウィーンの街並みの大パノラマが広がります。

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