自由の女神へ

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自由と民主主義の象徴

  世界遺産に登録されている自由の女神は、正式名称を「世界を照らす自由(Liberty Enlightening the World」)といいます。 アメリカ独立100年を祝い、フランスから友好のしるしとして贈られました。

  アメリカが誇る自由と民主主義の象徴であり、港に着いて初めてアメリカの大地を目にした移民たちにとっては、新天地に抱く希望と憧れの象徴でもありました。 この女神像は、フランス民衆の募金によってつくられました。

  設計にはバルトルディと、エッフェル塔の設計にかかわったエッフェルも参加し、1866年に完成しました。 像のデザインは、ドラクロワの名画「民衆を導く自由の女神」と、バルトルディの母親がモデルになったといわれます。

  像の高さが約46メートル、台座の高さを加えると約93メートル。 歴史的にはまだ浅いアメリカの、重要な文化遺産のひとつとです。

いざ、自由の女神へ

 

 自由の女神は、マンハッタン島南端から約3キロ離れたリバティ島にあります。 観光には、バッテリー・パークから出ているリバティ・フェリーに乗るのが一番オススメです。 リバティ島まで約15分。 あらゆる角度から、自由の女神を存分に眺めてください。

  フェリー搭乗には年中観光客が列をなしていますから、早めの行動を心がけてください。 また、9.11後は、フェリーで身分証明書(パスポートや学生証など)を求められることが多くなりました。 携帯しておくと安心です。リバティ・フェリー以外で観光するには、クルーズ船に乗って他の見所を含めた周遊ツアーに参加したり、あるいはヘリコプターツアーに参加するのもよいでしょう。

  自由の女神像の台座2階には博物館が、冠の部分には展望台があります。 9.11以降、展望台は閉鎖されていますが、2009年4月現在、限定公開が検討されています。

右手に「たいまつ」、左手に「独立宣言」

 自由の女神は、右手には移民たちの希望を示す「たいまつ」を掲げ、左手には、独立記念日である「1776年7月4日」と日付の入った独立宣言書をしっかりと握っています。

  足元には切られた鎖と枷がありますが、これは、人類が“自由”であることを意味しています。 王冠には、世界の7つの大陸と7つの海洋に自由が広がることを示す7つの突起が。台座には自由の女神博物館があります。 1986年、建造100年を記念して、自由の女神は大規模な修復工事がなされました。

  腐食が目立つ骨組みを中心に、右手の「たいまつ」の交換などが行われたのです。 このときも、100年前にフランスから贈られたときと同じように、費用はすべて市民の募金でまかなわれました。ニューヨークを訪れたら、アメリカの象徴である自由の女神をぜひ実際に眺めてください。

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