大英博物館へ

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個人の寄贈からはじまった、大英博物館

イギリスが世界に誇る大英博物館はロンドンにあります。 古今東西の美術品や書籍など約700万点が収蔵されており、年間600万人もの観光客が訪れるといわれますが、そのうち、半数以上を外国人観光客が占めます。

入場料は創設以来、は無料です。 が、特別展への入場は有料になることがあります。 特別展の情報は公式HPからご確認ください。

大英博物館の収蔵品の多くは、収集家の寄贈によるものです。

そもそもこの博物館の起源は、美術収集家であり医師でもあったハンス・スローンが遺言で、個人としては当時最大級だった自身の収集品を国に寄贈したことにはじまります。

1753年に博物館法によって設立され、1759年には、一般の市民向けに公開されました。 その後、英国の発展とともにアフリカ、アジアへと収集範囲を広げ、世界最大級の博物館なりました。

必見! ロゼッタ・ストーン

大英博物館の一番の見どころは「エジプト コレクション」です。 カイロに次いで、貴重なコレクションが展示されています。 必見は「ロゼッタ・ストーン」。

1799年、ナポレオン軍によってナイル川の西デルタで発見されたこの石には象形文字(ヒエログリフ)が記されていました。 幾人もの学者が解読を試み、最終的にフランス人学者のシャンポリオンが解読に成功します。

これを機に、エジプトの文書が次々と解読されるようになったのです。 ロゼッタ・ストーンはフランス軍の後にやってきたイギリス人に持っていかれ、大英博物館にありますが、フランス軍はコピーを残しており、解読したのはフランス人だったのでした。

それから、古代エジプトで最も力のある王だったといわれるラムセス2世の巨大な石像も目を惹きます。 また、世界最古とされる紀元前3400年頃のミイラも、じっくり見学してください。

ギリシャが返還を要求する、流麗なるパルテノン彫刻群

「ギリシャ/ローマ コレクション」にも貴重な展示物がずらりと並びます。 世界遺産にも登録されているアテネの「パルテノン神殿」の彫刻群は優美かつ力強く、見る者を圧倒します。

神々の姿を流麗にあらわした「三女神像」や「馬頭の石像」などが有名です。 イギリス大使だったエルギン卿がギリシャから持ち帰ったとされるこれらの作品群は、ギリシャ政府が返還を要求していることで話題にもなりました。

そのほかにも、「古代近東コレクション」では、メソポタミア文明に触れることができます。

アッシリア通路の入り口に立つ“人頭有翼雄牛”の像は、かつては魔除けのために宮殿の門に置かれたといわれる像で、現在も堂々たる姿で見学者たちを迎えています。

ノーマン・フォスター設計の「グレート・コート」は、ミュージアムショップやレストラン、カフェなど入っており、見学の後、ゆっくりと寛ぐことができるスペースです。 レストランではモダン・ブリティッシュ料理を楽しむことができます。

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